簡単に出来る「コレ」だけで部下は上司から評価されるし、上司も部下から尊敬されると思う
簡単に手っ取り早く上司から評価されるためにはどうすればいいのか。
簡単で
しかも誰もが出来ていないことをしっかりこなす
だと思うんです。それは部下だけじゃなくて、上司が上長にも使えるテクニックです。しかも、「コレ」が出来る上司は部下からも信頼されると思います。
じゃあ、どんなことが出来たら褒められる、評価される、頼られるかっていうと・・・・
それはホウレンソウです。
例えば資料を作るとか、業務をこなすとか・・・そういうことは業種・業態にもよりますし、結局のところその人が持っているポテンシャルに依ります。なので付け焼き刃でどうすることも出来ません。でも、ホウレンソウはどんな業種でも共通して使えます。
ホウレンソウを極めよう
報告、連絡、相談。この3つは社会人の基本中の基本ですよね。「なんじゃい、当たり前の話やないか」って思わないでください。多くの人が出来ていないんです。
簡単なことなのに誰も出来ていない。だからこそ、これさえ出来れば簡単に一歩抜きん出ることができるんですよ。
例えば部下のあなたがホウレンソウを徹底していなければ、上司からしてみれば不安が生じます。
こいつは何を考えているか分からない
陰で良くないことが起こっているのを隠しているんじゃないか
サボっているんじゃないか
こんな風に疑われます。いい加減な部下なんて世の中に腐るほどいますからね。上司から見て、部下の仕事に不明点があれば疑われるのは当然のことです。上司はそういう部下を監視するためにいるのですから。もしあなたが管理職でも、このテクニックは更に上の上司に通用します。
5W1H~6W3Hを徹底しよう
じゃあどうすればいいかというと、会話の中で5W1Hや6W3Hを明確にすることです。
6W3Hというのは5W1Hを細分化したものです。他にも細分化した言い方がありますがあまり深く考えず、まずは5W1Hを覚えてください。
疑問代名詞 | 6W3H | 6W2H | 5W2H | 5W1H | |
---|---|---|---|---|---|
W | When | いつ | いつ | いつ | いつ |
Where | どこで | どこで | どこで | どこで | |
Why | なぜ、何のために | なぜ、何のために | なぜ、何のために | なぜ、何のために | |
What | 何を | 何を | 何を | 何を | |
Who | 誰が | 誰が | 誰が | 誰が | |
Whom | 誰に | 誰に | |||
H | How | どうやって | どうやって | どうやって | どうやって |
How much | いくらで | いくらで | いくらで | ||
How many | どのくらい |
例えばあなたが営業マンで、営業回りに行くとします。今日はどこの地域へ、何時から何時まで、誰と一緒に、誰がターゲットなのか、など可能な限り明確に伝えましょう。
部下がこれを怠った時に「それはいつ?」「誰に?」と確認すれば、部下は「この人・・・できる!」となります。部下は、デキる上司に対しては嘘をつきません。(つきにくい)
しかも頼れる存在となります。
こういうのは、別に仕事に限った話ではないんですよね。
どんなことにも納期を切ること
- 何日までに報告します。
- 何時まで行ってきます。
こういう単純なことは皆できるはずです。
例えば資料を作るとしたら「いつまでに」作るのかを明確にします。これは皆できますよね。
次に、その予定が狂ってきて間に合わなくなった時にも「いつまでに延びます」という連絡も割とできると思うんです。
ところが、いつまで延びるか分からない時に「それが判明するのがいつなのか」「いつまでに分かるのか」などの納期を切って報告する人が意外と少ない気がするんですよね。例えば、
あなた:10月1日に完成予定です。
あなた:予定が遅れそうです。しかもいつまで遅れるかさえ不明です。(なぜなら理由は~~~)
あなた:なので、◯月◯日までに再度報告します。
社会人なら、上司に聞き返される前にここまで言えなければいけませんよね。
あなたが上司なら、「理由は分かった。で、それが分かるのはいつなんだい?いつまでに報告してくれるんだい?」と聞き返すことができなければいけません。
5W1Hなどの不明点は徹底的に潰しましょう。
その情報が必要か不要かは上司が決める
これは言わなくてもいいんじゃないかなぁ・・・どうなんだろう?
イチイチ言うのもアレだしなぁ
言ったところで、要らない情報かもしれないし・・・
自分の持っている情報をどこまで上司に伝えればいいのか、こんな風に思案する人もいると思います。私もそのクチなんです。
でもそういう心配はせずに全て上司に伝えてください。その情報が要るか要らないかを決めるのは上司であって、あなたではありません。
とにかく伝えまくる。そうすれば上司は安心します。しかも会話量が増えるので、自然とコミュニケーションが生まれます。
上司を怖がって近づかない、話したがらない態度は上司に嫌われます。「こいつ・・・使いにくいなぁ・・・」と思われます。遠ざけたい存在ほど自分から近づいていけ!!です。こんなことわざもありますよね。
- 袖の下に回る子は打たれぬ
叱ろうと思った時、逃げ回るような子は追いかけてでも打ちたくなるが、自分を慕ってすがりつく子は可愛く思えて打つ気になれないこと。
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